インプラント周囲炎の原因って何？
インプラントを長持ちさせるためのポイントを解説

インプラント周囲炎は、通常の歯周病と同様にお口の中の細菌が原因となります。

インプラントの治療後は、お口の中を清潔な状態に保つ必要があります。
しかし、ご自身の歯磨きが不十分であったり、定期的に歯科医による専門のメンテナンスを受けなかった場合、インプラントと歯肉の境目から細菌が侵入してインプラント周囲からの出血や炎症が起こります。
放置してしまうと、やがてインプラントが抜け落ちてしまう結果となるのです。

また、インプラント周囲炎は、天然歯の歯周病と比べて自覚症状が現れにくいだけでなく、症状の進行速度も非常に早いため一層の注意が必要です。

インプラントを長持ちさせるための
ポイントについて

インプラントをできる限り長持ちさせたい、ずっと使い続けたいと皆様お考えかと思います。

上述の通り、インプラントを長持ちさせるためには「インプラント周囲炎を予防する」ことが第一です。そのポイントについてご紹介します。

ポイント1: 毎日の適切なセルフケアを実践する

ご自身のお口の健康を守るために日々のセルフケアが最も重要であることは、やはりインプラント治療後においても同じです。

歯科衛生士の指導に沿って、歯ブラシや歯間ブラシなど適切なセルフケアグッズを活用しながら清潔な状態を保てるように努めましょう。

慣れないうちは時間がかかるかもしれませんが、毎日の習慣にすることでスムーズにできるようになります。

また、普段から自分の口の中の環境や変化に気を配るようにし、少しでも違和感を覚えた際には直ぐに歯科医に相談するようにしましょう。

ポイント2: 定期的に歯医者のメンテナンスを受ける

定期検診では、一人ひとりに合わせた正しい歯磨きの仕方などをレクチャーさせていただき、日々のセルフケアだけではどうしても落としきれない汚れを専門のクリーニングで綺麗にしていきます。

また、噛み合わせや人工歯（被せ物）の状態、日々の使用感や見過ごしている違和感が現れていないかなどもしっかりとチェックさせていただき、適宜必要な調整やメンテナンスを行います。

定期検診のペースは患者様のお口の状態によっても異なりますが、最初は手術の１ヶ月後に行い、その後の１年は３ヶ月に一回、２年目以降は３ヶ月〜半年に一回など徐々に間隔を開けて行うことが多いでしょう（個人差がありますので主治医の指導に沿うようにしてください）。

「一生モノ」とも言われるインプラントですが、長期間にわたり安定して快適に長持ちするには、ご自身で行う「毎日のセルフケア」とあわせて、「定期的に歯科医院で検診やメンテナンスを受ける」ことが最も基本的かつ有効な方法となります。

治療後の適切な予防管理を行えば、インプラントの10年後の残存率は90％以上とされており、生涯にわたって使い続けることが期待できます。

インプラント周囲炎を防ぎ、
生涯にわたる安心をお届けするために

神奈川・横浜・町田の歯医者 エス歯科クリニックでは、治療をして終わりではなく、治療後もインプラントを長期にわたって快適に過ごしていただくために責任を持ってサポートをしております。

口腔管理のプロによる予防サポート

定期的な検診・メンテナンスを通じて、国家資格を有した歯科衛生士が専門のクリーニングを行い、お一人おひとりのお口に合わせたセルフケアの仕方を丁寧に指導させていただきます。

インプラント周囲炎などのトラブルを予防し、また、噛み合わせなど気になるところがあれば専門の技工士と連携して適宜調整を行います。

自信の最長１５年保証

また、エス歯科では治療後はフィクスチャー（人工歯根）における「自信の最長１５年保証」をお約束しております。充実したメンテナンスプログラム、上部構造（被せ物）の摩耗や破損に対しても確実なフォローを行い、一人ひとりのライフスタイルに合わせたアフターケアで患者様の健康と笑顔を末長く支えております。