インプラント・ オールオン4の名医の基準とは？
インプラント・
オールオン4の名医の基準とは？
オールオン４（all on ４、オールオンフォー、オール・オン・フォー）という治療は、歯がボロボロな方や、歯が全くない方にとって短期間で噛めるようになる非常にメリットのある治療法です。ただ、歯科医すべてがオールオン4の名医というわけではなく、医院によって治療のクオリティは異なります。
インプラント・オールオン4の
名医の基準について
では、本当に信頼できる「オールオン４の名医」とはどのようなものを指すのか。ここでは、インプラント・オールオン４名医を見極めるポイントや基準について解説します。
- 「誠実さ」＝悩みをきちんと聴いてくれるか
- 「診断能力」＝明確な解決策を提示してくれるか
- 「症例実績」＝症例のクオリティが担保されているか
- 「医療設備」＝インプラント治療に最良の設備を備えているか
- 「フォロー体制」＝治療後、適切なメンテナンスを行えるか
「誠実さ」
＝悩みをきちんと聴いてくれるか
オールオン４の名医を見極める一つめのポイント、それは「あなたの悩みに親身になって耳を傾けてくれる“誠実さ”を歯科医から感じられるか」という点です。
お口の状態だけでなく、お悩みやご要望もまた患者様によって千差万別ですので、歯科医は、それぞれの患者様の生活背景や将来的な可能性までも充分に考慮した上で、お一人おひとりに合わせた治療のゴールを設定することが必要となります。
その際に最も重要となるのが、いかに歯科医が目の前の患者様の立場になって考えようとすることができるか否かです。患者様に親身になって寄り添おうとする歯科医の誠実さは、カウンセリング時の雰囲気や聴く姿勢、説明の仕方にもハッキリと現れます。
例え、歯科医の提示するものが医学的には最高と言える治療法であったとしても、治療を受ける患者様ご自身の希望や環境にそぐわないものであれば、それは医師の独りよがりな治療でしかありません。
つまり、どんなに優れた医術を持つ歯科医であっても、患者様の気持ちに、人生に心から寄り添おうとする“誠実さ”を欠いていては、本当に患者様に満足してもらえる医療を提供することはできないのです。
インプラント・オールオン４の名医は、あなたの悩みに親身になって耳を傾けてくれます。また、医院に入った瞬間から安心できる雰囲気、スタッフの丁寧な応対、リラックスして話しやすい環境づくり、分かりやすく正直な説明。その一つひとつが洗練されています。
「診断能力」
＝明確な解決策を提示してくれるか
オールオン４の名医を見極める二つめのポイントは「メリット・デメリットを含め充分な説明がなされた上で、明確な解決策を提示してくれるか」どうかです。
現在の歯科医療には、さまざまな“治療の選択肢”があります。しかし、それぞれの治療の特徴やメリット・デメリットにまで踏み込んだ詳細な説明がなければ、患者様は自分にとって本当に必要と思えるベストな治療法を選ぶことはできません。
また、オールオン4治療は、歯科でも特に高度な技術が必要とされる治療法です。中でも治療を開始する前の正確な診査・診断、それに基づくプランニング（治療計画の策定）は、オールオン４を成功させるための最も重要なステップと言えます。
オールオン4治療を行う医師に真に求められるスキルとは、プラン通りに治療を遂行する技術は勿論のこと、そもそもその治療計画が患者様のお口の状態で成り立つかどうかを的確に判断できる診断能力。そして、歯が悪くなった根本的な原因を究明した上で長期的に機能する状態を作り上げることができる解決策を、患者様のご希望や想いまで加味しながら明確に示す能力です。
インプラント・オールオン４名医は、患者様と共に目指していく治療のゴールと、その為に必要なプロセスについて事前にきちんと共有します。患者様は心から納得できる治療を選択することができ、これから受ける治療に対して自ら前向きに進んでいけるようになります。
「症例実績」
＝症例のクオリティが
担保されているか
オールオン４治療の名医を見極める判断材料として、「インプラントに関する認定資格」も分かりやすい指標の一つとなるでしょう。認定基準は各学会や団体によって異なりますが、一般的には「認定医」の上位が「専門医」、最上位が「指導医」資格となります。
ただし、インプラントの認定資格は国内外で多数あり、ICOI（国際インプラント学会）のように審査も厳しく、海外でも特に信頼性の高い資格がある一方で、認定資格の中には1日のセミナーに参加するだけで付与されるものもあります。
そこで、次のポイントとなるのが「インプラント治療の症例実績（治療実績）」です。
オールオン4を含めインプラント治療は、通常の歯科治療と異なり外科処置を伴うため、より安全確実に治療を進めるには高度な技術と知識が必要となります。そして、インプラントオペにおける確かなスキルは、治療経験の積み重ねにより培われます。
個人によって異なる歯の形や状態、骨の厚みや密度、神経や血管との位置関係など、インプラント治療の成否に関わるこれら要素を考慮しながら、歯科医は患者様ごとに正確な診断と治療を行わなければなりません。そのためには、難症例を含むさまざまな治療実績を重ね、あらゆるケースに対応できるよう歯科医師としての引き出しを増やすことが重要です。
インプラント・オールオン４治療において確かな症例実績（多くの症例件数、及び症例クオリティの担保）のある名医であれば、一般の医院では断らざるを得ないような難しい症状の患者様もオールオン4を受けることができる可能性があります。
また事前に説明を受ける際には、症例画像を見ながら分かりやすく説明をしてもらえたり、自分と同じ悩みや症状を抱えた人が過去にどのような治療を受けて解決に至ったのかなど、事例に基づく具体的な話が聞ける点も豊富な症例実績のある名医ならではの安心と言えるでしょう。
実際のオールオン4症例はこちら
「医療設備」＝インプラント治療に
最良の設備を備えているか
オールオン４の名医を見極める四つめのポイントは、「インプラント治療における最良の設備がきちんと備わっているか」どうかです。
インプラント・オールオン４治療の成功は、いかに術前に正確な情報を取得し、それをもとに練り上げた計画を正確に実行できるかどうかにかかっています。以前までは、医師の経験や勘に頼っていた部分も多々ありましたが、現在では最新の機器を駆使することで、術者の経験や勘に頼るのではなく正確な「データ」に基づいたオペが可能となりました。治療の安全性・正確性を格段に向上させることができます。
インプラント・オールオン４治療の精度を高める重要な医療設備として、以下いくつかの例を挙げます。
歯科用CT診断装置
三次元立体画像で撮影できる先進の検査システムです。従来のレントゲンでは知り得なかった骨密度、あごの骨の立体的な形態、歯と神経の位置関係等を立体的なデータによって詳細に把握することができます。より正確性の高い診査診断、安全確実な治療を行う上で欠かせない装置です。3Dナビゲーションシステム／X-Guide
『X-Guide』とは、GPSを使用した次世代のインプラント・ナビゲーションシステムです。 CT検査からオペまでの全工程をデジタル化することで人為的なミスを排除し、従来より誤差の極めて少ない正確かつ安全なインプラントの埋入が可能となります。オペ室／衛生管理設備
外科処置が必要なインプラント治療では、感染症を防止するためにより清潔な医療環境のもと実施する必要があります。医療器具の滅菌対策はもちろんのこと、オペ専用の診療室を備え、室内の空気環境に至るまで徹底した衛生管理体制を敷いていることが治療の精度と安全性に直結します。 医院としての医療設備の充実度は、正確な診断、治療の安全性、治療にかかる時間、そして術後の痛みや体への負担など様々な面に影響を与えます。世界レベルで実績のある先進医療機器を積極的に導入し、精度を最大限に高めた治療を提供できる盤石な医療体制を敷いていることも、インプラント・オールオン４名医の重要な基準の一つと言えるでしょう。「フォロー体制」
＝治療後、適切なメンテナンスを
行えるか
オールオン４の名医を見極める五つめのポイントは、「インプラントやオールオン４の専門的な知識がある歯科衛生士の管理のもと、適切なメンテナンスを行える治療後のフォロー体制が整っているか」どうかです。
オールオン４治療で手に入れた歯を長く快適に使用していくためには、術後の継続的なメンテナンスが不可欠です。もし治療後の口腔管理が不適切な場合、埋入したインプラントの周囲が感染症（＝インプラント周囲炎）を起こし、脱落する可能性があります。
インプラント周囲炎とは、天然の歯に生じる歯周病と同じく歯周病原性細菌によって起こる病気です。症状も一般的な歯周病と類似していますが、インプラント周囲炎は見た目の炎症や腫れなどがあまり現れないにも関わらず、病気の進行速度は天然歯の歯周病の10倍以上と非常に速いことが特徴です。
そのため、オールオン４治療後は毎日の正しいセルフケアとあわせて、専門のメンテナンスを定期的に受けることが非常に重要となります。
インプラント・オールオン４の名医は治療をして終わりではなく、治療後も親身になって患者様をフォローする手厚いサポート体制を敷いています。
インプラントを快適に長持ちできるよう、患者様一人ひとりに合わせて考案されるメンテナンスプログラム。また、上部構造（被せ物）の摩耗や破損へのフォローや、その他トラブルに対するリカバリー能力も備えています。その安心と信頼は、生涯にわたって続くものです。
無料カウンセリングを
遠慮なくご活用ください
近年ではインターネットで手軽に情報を手に入れられるようになりました。しかし、やはりご自身の大切な歯と健康に深く関わることですので、まずは遠慮なくカウンセリングを受けてみられることをお勧めします。
実際のところ、通常のインプランを含めオールオン４治療を検討されている多くの患者様が、事前にいくつかの医院で相談・カウンセリングを受けて治療を行なっています。
もちろん、「カウンセリングを受けたら治療をしなくてはいけない」ということは一切ありませんので、ご安心ください。説明を受けてから一旦資料を持ち帰り、ご自宅でよく検討されるのも宜しいかと思います。
当院を含め『無料カウンセリング』を実施している医院もございます。治療に対する不安や疑問を解消するためにも、ぜひお気軽に無料カウンセリングをご活用ください。
まずは「オールオン4」
無料相談にお越しください
エス歯科グループについて
神奈川・横浜・町田で展開する「エス歯科グループ」は、アメリカ・ヨーロッパで研鑽を重ねた専門医による国内最高峰のオールオン4（オールオンフォー）インプラント治療を提供する歯科医院です。
当院には日々、一般的なインプラントのご相談から、他院では断られてしまったという難症例の方まで、県内外からさまざまなお悩みを抱えた患者様が来院されています。
歯を失った方やボロボロの歯でお困りの方、オールオン4に対して不安や疑問をお持ちの方へ向けて正しい情報を得られる機会を提供したいと考え、国際インプラント学会専門医・指導医であるエス歯科グループ総院長が解説しております。
著者情報
白井 崇浩
エス歯科グループ総院長
エス歯科グループ 総院長の白井崇浩です。
歯科に限らず、医療全般に言えることですが、当院では”精密な診断を下す”ということを何より重要視して診療を行っています。
そのために、必要な医療機器を揃えたり、オペ専用のクリーンルームを設けたりと、"自分が治療を受けたいと思う歯科医院”をコンセプトに開院しました。
初めての歯科医院に行くときは誰もがご不安を感じることと思います。
当院の雰囲気や治療方針、設備面をご確認いただき、ぜひ肩の力を抜いて通院していただけたら幸いです。
所属学会
- ICOI 国際インプラント学会
- 日本顕微鏡歯科学会
- 日本口腔インプラント学会
- iACD (International Academy of Contemporary Dentistry)国際歯科学会
保有資格
- ICOI（国際インプラント学会) 指導医・認定医
- ICOI(国際インプラント学会) 日本エリア支部長(Area Director)
- iACD歯科総合研究指導医・認定医（Interdisciplinary Diplomate)
- iACD国際歯科学会 日本支部役員 日本理事（Board Director of Japan Section)
- 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
- 臨床歯科麻酔管理指導医
- Jリーグ 横浜FC 公認クラブデンティスト
- Jリーグ 横浜FC 取締役
- インビザライン ブラックダイヤモンドプロバイダー認定医 (マウスピース矯正）
- ブローネマルクインプラント認定医
- 京セラインプラント臨床マイスター
- スポーツ歯学協議会スポーツマウスガード認定医
- 日本顎顔面美容医療協会 認定医
- ノーベルバイオケア公認インストラクター
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